家づくりでは土地選びも大切なポイントです。これから家を建てる人は、もともと土地を所有していたり、親御さんなどから土地を譲り受けたりする方ばかりではありませんし、すでにお持ちの土地とは別の場所に家を建てたい場合もあるでしょう。そんなとき、家づくりは土地探しから始めることになります。
土地探しの方法としては、
① 不動産情報サイトなどへアクセスしインターネットで探す
② 不動産会社に問い合わせてみる
③ 住宅会社に相談する
④ 銀行に聞いてみる
⑤ 自分たちの足で見て回って探す
などが考えられます。
また、土地探しでおさえたいポイントは2つで、
① どこに住みたいか
② 予算はどれだけかけられるか。
この2つになります。
①どこに住みたいかは、家族みんなで優先順位を考えましょう。交通アクセス、土地の広さ、日当たりの良さ、景観、学校や病院の近さ、買い物の便利さ、今と将来のライフスタイル、その土地の将来性など、自分たちにとって大切なことをリストアップして、優先順位をつけておくとよいでしょう。
②予算については、たとえば1坪あたり20万円の宅地を50坪購入すれば1,000万円になります。ただ、同じ広さであっても地域や条件により価格は変わってくるので、家づくり全体にどれだけお金をかけられるか、そのうち土地代にどの程度あてられるか予算を設定しておきたいものです。
では、住宅会社に相談すると、どんなメリットがあるのでしょう。
① ワンストップで、予算が立てやすい
家を建てるには、建築費と土地代に加え、諸経費や税金などが必要です。住宅会社にまとめて依頼すれば、これらを相談する窓口がひとつで済み、土地と建物にかかる予算のバランスを見てもらえます。住宅ローンの手続もスムーズです。
② コスト面のメリットも
自社分譲地として販売されている土地なら、その住宅会社で家を建てるという条件が付くものの、立地に優れていることが多く、電気・ガス・水道といった生活インフラ工事が整っているため追加費用がかかりません。