安曇野市穂高に事務所を構える、一級建築士事務所 株式会社壱意(いちい)。

「ひとつ、ひとつをていねいに。~住まいをもっと、心地よく~」をスローガンに、塗り壁をはじめとした自然素材や、安心して暮らせる工夫を大切にしながら、一棟ずつ、ていねいに家づくりを行っています。安曇野市を中心に松本市、北安曇郡松川村、大町市などを施工エリアに、信州の寒い冬も暑い夏も心地よく、長い年月を経てもずっと安心して暮らせる家を提案しています。そんな壱意が手掛ける、平屋の魅力をご紹介しましょう。

【動画】株式会社壱意の平屋


自然の恵みを暮らしに。パッシブデザインで叶える28坪の平屋

目次

職人の技とセンスが光る、グレーで統一された平屋

今回登場するのは、松本市に建てられた28坪の平屋です。

外観は、耐久性の高い塗り壁をベースに、玄関周りにはお施主様が自ら選んだタイル、軒天にはレッドシダーがあしらわれ、モダンでありながら温かみのある表情を見せています。

実はこのお宅、ご主人が左官職人、奥様がクロス職人という、まさに「家づくりのプロ」のご夫婦が暮らす住まい。だからこそ、随所に職人の技とセンスが光っています。

もちろん室内にも、こだわりがいっぱい!

22帖の広々としたLDKの壁には、ご主人が自ら施工したというグレーの塗り壁が施され、空間に落ち着きと上質な雰囲気を与えています。リビングの一角には、奥様が手掛けたアクセントクロスが彩りを添え、ご夫婦の愛情が詰まった空間が広がります。

そのほか床には、傷がつきにくく耐久性の高いナラの無垢材を使用。自然塗料で仕上げられた床は、素足に心地よく、木の温もりが感じられます。

職人であるお施主様の技とセンスが光る内装仕上げ

エアコンOFFでも暖かい。パッシブデザインがもたらす驚きの快適性

また、玄関に一歩足を踏み入れた途端驚くのは、その暖かさ

取材時はエアコンがついていないにもかかわらず、室内は陽だまりのような心地よさに満ちていました。

これは、壱意が得意とするパッシブデザインの賜物。

真南を向いたリビングの大きな窓から冬の日差しをたっぷりと取り込み、その熱を蓄えることで、夜間や翌朝まで自然な暖かさを保ちます。

「冬はお日様がある方がいいんですけど、夏はやっぱり邪魔になるんで」と語る小野澤社長。

夏の高い日差しは軒でしっかりと遮り、逆に涼しい自然の風を室内に取り込む「ウィンドキャッチ」の設計も採用。自然の力を最大限に活かして、最小限のエネルギーで快適な暮らしを実現します。

窓の大きさなど計画的に設計された壱意のパッシブデザイン

ストレスフリーな回遊動線と、充実の収納計画

この平屋のもう一つの大きな魅力は、家事動線と収納計画です。

キッチンから脱衣所兼ランドリースペース、そしてファミリークローゼットへと続く回遊動線は、日々の家事をスムーズにし、ストレスを感じさせません。

特に、洗濯物を外してすぐに畳めるカウンターが設けられたランドリースペースや、4帖もの広さがあるファミリークローゼットは、共働きで忙しいご夫婦の暮らしを力強くサポートします。

また、廊下が暗くならないようにリビングの明かりを取り入れる開口部を設けたり、エアコンの風を効率よく循環させる工夫も。28坪という限られた空間の中に、暮らしやすさのヒントが満載です。

毎日の暮らしを考えて設計された効率的な家事動線

高性能と実質ゼロ円の太陽光が可能にする未来の暮らし。

壱意の家は、HEAT20 G2グレードという高い断熱性能を誇ります。

この高い性能があるからこそ、大容量の太陽光パネル(約17kw)を実質ゼロ円で搭載し、日中の発電している電気を無料で使う事ができます。また、災害で停電した際には、太陽光が発電している間は非常用電源から電気が使えるという安心感も。

平屋は2階建てに比べて屋根面積が広いため、大容量の太陽光パネルを搭載しやすいというメリットもあります。壱意では、太陽光パネルが目立たないように屋根の勾配を緩やかに設計するなど、デザイン性への配慮も忘れません。

自然の恵みを最大限に活かして、高い住宅性能と職人の技を掛け合わせる。壱意の家づくりは、信州の厳しい自然環境の中で、快適かつ経済的に、そして何より心地よく暮らすための答えを、私たちに示してくれているようです。


 

「長く快適に暮らせる家」を追求してたどりついた壱意の平屋


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